学術の動向
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新型コロナウイルス感染症に対する学術の取り組みと今後の課題
共有: コロナ禍において明らかになったデジタル時代の最も大切なマインドセット
喜連川 優
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2021 年 26 巻 9 号 p. 9_74-9_78

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抄録

 コロナ禍では人間活動が物理空間からサイバー空間にシフトし、無理矢理デジタル化が急速に進められたと言える。その中で、デジタル技術の便利さを最大限活かすためには、これまでの競争一辺倒ではなく、データや経験を共有するおおらかなマインドが極めて重要であることが判りつつある。本稿では、COVID-19肺炎画像解析ならびに遠隔教育について実践例からその重要性を紹介する。

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